今週の本[イーロン・マスク 未来を創る男]
今週読んだのは、今をときめくイーロン・マスクについての本。
電気自動車(EV)で一躍トップに躍り出たテスラモーターズ、民間企業で宇宙に挑戦、どころか宇宙産業を引っ張っているスペースXのトップの人ですね。
更には最近、真空中を時速1300キロで移動するハイパーループ構想を打ち出すなど、ほんとに話題の人です。
ノンフィクションの「人の物語」に非常に興味がある、というのが最近の自分自身の発見です。
映画も1人を追いかけたものが良いですね、「海賊と呼ばれた男」とか「杉原千畝」とか。
イーロン・マスクは、目標にするには遠すぎる人でした。エネルギーに溢れ、自身の信じるところにトコトン突き進んでいく様子が本書でよく分かります。
この本を読んだあと、やる気が物凄い出て来ました!マスクのようになりたいわけではないのですが、なんというのでしょう、熱い人を見て自分も熱くなりたくなった、そんな感じです。
仕事、なわとび、その他全部含めて、興味あることはもっと勉強していこうと思いましたし、早速はじめてます。
本書で心に残ったことは、2つあります。
1つは、経営者は属人的なスキルなんだなということです。1人2人辞めても大丈夫なように会社は色々と考えてやっていくと思いますが、経営者だけはマニュアル通りにはできないようですね。
もっというと、経営者に近づけば近づくほど必要なスキルは属人的になっていくのかもしれません。
もう1つは、若いときの苦労が人を突き進ませるのだな、ということです。マスクがここまでやっているのも、幼少期、青年期の物凄い苦労があってこそ、だと書かれています。
一族経営の会社が3代目で潰れるという説と同じです。でも、苦労して頑張った人は、自分の子供に苦労させたくないと思いますよね。それは自然の考え方だと思いますが、でもそうするとハングリー精神が育たない。
当たり前かもしれませんが、この問題を今まで考えたことがなかったので、非常に興味深いです。