感想 -Double Dutch Delight West 2014-
夏に大会があるのって盛り上がりますよね。
Double Dutch Delight West 2014 (ダブルダッチデライトウエスト2014)が無事終了しました。スタッフ、選手の皆さまお疲れ様でした。
今年は全く出る予定もなかったのですが、一部で一般部門で出場するという噂が流れていたようでした。こうして話題に上ってもらえることはうれしいですね、ありがとうございます。
今回の特徴ですが、
1. ラビットする人が少なく、安定している人はゼロだった
2. 3倍(マックス)は相変わらず通らないけど、単に通すだけじゃなく、縄も絡めているチームが多かった
3. 縄の真ん中をつかんだり、ジャンパーの足で縄をひっかけたりする技が流行っていた
でしょうか。アクロバット全盛の今、審査員講評でフロアが少ないという話もありましたが、流行りでないアクロバットに独自性を見出すこともできるかもしれません。
3は個人的にあまり好きじゃないんですが、Limitだけはうまく使っているなと感じました。
さて、今回は採点していたわけではありませんが、私個人が思うJapanに行くだろうなというチームにチェックを入れていました。
◎が、ここは確実というチーム
〇が、ここが選ばれても文句は全くないチーム
△が、場合によっては選ばれることもあるかもチーム
という意識です。結果的に
◎ Mythology
〇 Lemonde, SWAGGER
△ ZION, Vent.E, B-crow, GUINNESS, Dandelion, Limit, Silphy, Altavista
となりました。
Mythologyは全部うまいですしミスもほぼゼロ、アクロバットの通し方も考えていて文句なしですよね。個人的にはあの技(一応ネタばれかもしれないので具体名は封印)が見られなくて残念でしたが。
LemondeはWLDDの時に感じた曲と動きの不一致感がほとんどなく、統一感がとても素敵でした。もう少し動きのキレがあれば良いですね。
そういう意味では、WLDDで曲が好きだったAltavistaは、今回の曲に心があまり動かなかったので、曲との融合ってのが感じられませんでした。WLDDの曲が好きすぎて。
SWAGGERは皆の動きに統一性があって良いですね。全員の動きがピタッと一致してるんですよ。
Dandelionは練習不足と思わせるミスがいくつかあったのですが、事前に何かがあったようですね。それであれだけできるのは素直に凄いです。
あとあれですね、一般部門。
自力のあるうまい人達がいっぱい出ていてとても面白かったです。やっぱり3年4年やってくると発想も豊かになってきますし、余裕も出てきます。
今回は8チームでしたが、EASTみたいにもっと沢山のチームが出場するようになればオープン部門よりも盛り上がるのではないかと感じました。
あれ忘れてました、フリーザ。フリーザの格好するのは良いのですが、そしてその衣装もなかなか素敵でしたが、ダブルダッチをやっている時は彼が他の人と一緒のことしてるんですよね。普通に跳んで、普通に回して。
折角キャラ作ってるのだったらダブルダッチしている時ももっとフリーザ的な何かを追及してもらえると面白いのになーと思いました。