Accel Party出場者が知っておくべき5つのこと
先週末にAccel Partyというダブルダッチの大会のジャッジをさせてもらいました。
この大会は、出場チーム数が30-40チームとそれほど多くなく、また、パフォーマンスを行ったチームがジャッジ1人1人からコメントを貰えるという大会です。
2週後にある、Double Dutch Contest 2015に向けての大会という位置づけです。
いつも言っていることも含めて、出場者が知っておいた方が良いいくつかのことを書きました。
1. 縄の外の人の動き
これはもう本当に重要です。5人なら外にいるであろう2人の動きをしっかりと考えましょう。そしてそこだけの練習をしましょう。
単にフリを揃えたら良いというわけでも無いので、「考える」ということにしました。チームの「軸・根幹」に合っていますか。
2. ミス時の対処
ミスに関するアプローチは2つあります。1つはミスしないように練習すること、もう1つはミスした時の対処を考えることです。
もちろんミスをしないように練習することは必要ですが、だからといってミスがなくなる訳ではありません。ミスの対処は非常に重要な課題です。
「演技でミスが起こりやすい場所は?」と聞かれると3つ4つはすぐに思い浮かぶと思います。ミスの多いところ、ミスしては困るところから順に、ミス対処法を考えましょう。
そして、実際にミスをしてみて練習します。わざとにミスして下さい。
考えただけではうまく対処できません。
3. 表情が崩れがちな、高難度の技
折角楽しい雰囲気で演技しているところで難しい技を真剣にし出したらちょっと「え?」と思います。
敢えてやっているチームは分かります。雰囲気に合った表情ができるような技を考えましょう。
4. 縄の長さと回す難度は比例
最近、関西でも長めの縄を使うチームが出てきています。それ自体は多様性が生まれるという意味で好ましいですが、縄が長いほど回しは難しくなります。
今回のAccel Partyでは、ジャッジの1人からもあった通り、縄がうまくないチームが多かったです。その上長い縄を使っていると更に下手さが際立ちます。
この辺りも考えて縄の長さを考えて欲しいです。
5. こういう一般的なことを指摘されるのなら出場が無意味
ここが一番言いたいことです。本番としているDouble Dutch Contest Japan 2015まで2週間もあったということで、完成度が低いチームが多かったですよね。
だから、折角各ジャッジからコメントを貰えるという機会にも関わらず、ミスの多さや上記1-4についてコメントしたチームが多かったです。
他のジャッジのコメントも大体は一般的なことだったんじゃないでしょうか(詳しくは知りませんが)。
コンテストで良い結果を残そうとしているなら、そういうものは自分たちで分かりますよね。もしくは事前に周りに教えてもらえますよね。
ここについてコメントをもらうと、本当に勿体無いです。あなた達はこんな一般的なコメントを貰いにお金を払ってパフォーマンスしにきたのかと思ってしまいます。
出場するなら、コンテストでいい結果を残そうとするなら、まずはAccel Partyで自分たちのできる最高の演技をして評価をもらい、それを2週間で修正する、こういう心構えが必要だと思います。
まとめ
如何だったでしょうか。
週末に行われるDouble Dutch Contestには間に合わないと思いますが、是非次回以降に演技を作る際、大会に出る際には頭の隅に置いておいて欲しいです。