今週の本[一汁一菜でよいという提案]
今週の本は、テレビで見たことがあった土井さんの本、「一汁一菜でよいという提案」。
購入の決め手は、Yahooニュースにあったこの記事です。
毎日の料理は「一汁一菜」でよく、更に味噌汁が具沢山であれば「一汁」の中に「一菜」が入っているからそれだけで良い、と。
今年の1月くらいから出汁を取るようになって、作り置きをしながら毎日味噌汁を飲んでいます。夜のご飯を用意するときに面倒なことも多いのですが、この本を読んで、少し気が楽になりましたね。
そんなに頑張らなくて良いんだ。
「一汁一菜の実践」という章が一番面白いですね。ここだけ具体的なレシピが載っているのですが、汎用性のある情報(味噌の種類、旬、米の炊き方、それらの実際の写真など)が沢山あり、早くこれらを作ってみたい!と思っちゃいました。
普通のレシピ本ではそんなことあんまり無いんですがね、やっぱりストーリーを一緒に語ってくれているのが良いのでしょう。
心に残った言葉はこれ。
「毎日同じ繰り返しだからこそ、気づくことが沢山あるのです。」
抽象的なものの言い方になればなるほど、色々な分野と共通しますね。他の本にも似たようなことを書いている部分が散見されます。
日々の決断の量には限りがあるので、決断力を消費しないために繰り返すことが1点。更に、同じ事を繰り返すことで、些細な違いにも気付けるようになるのがもう1点。
どちらの考えも大切にしていきたいと思っています。