Double Dutch Delight敗者復活チームの戦略について
Double Dutch Delight という、学生の日本一を決める大会で敗者復活制度が導入されたのはもう結構昔のことですね。
私が資料を集め始めた2010年には始まっているようです。多分それくらいが開始です。
1度ルールが大きく変わりました。観客の投票がある程度以上結果に影響を与える、現行の方式になってから数年経っています。
以前誰かがTwitterで言っていました、敗者復活に残ったチームの自チーム宣伝方法を見ると、時代の流行が分かる、と。
最近では、1Tweetに複数の写真を載せられることをうまく使って、iPhoneのメモ帳に140字を超える"想い"を綴って伝える、というのが多い気がします。
○敗者復活の投票制度が始まる前に、自分達で撮った本番の動画をアップしてみんなに観てもらう
○他大学の練習に参加して、知り合いを増やして投票をお願いする
ということも年代を問わず行なわれていると思います。
誰にどんな想いで投票したくさせるか
さて、私が疑問に思うのは、なんでもっと色々な戦略を試さないのだろう、ということです。
本番の映像を載せることについて。
そもそも上位に残っていない時点で凄くはないですよね、少なくとも6位以下(West, Eastの場合)。例年、この順位のチーム(6-8位)はミス多めです。そのため、本番の演技が凄いから投票しようと思うことは皆無です。
自分達の演技が良いと思ってるから動画を載せてるわけですよね。それなら練習のやつでいいんで、ノーミスの映像を載せるのはどうでしょうか。本番のミスが多いやつより、ノーミスの凄いやつが見たいです。
ほぼミス無しで敗者復活になったチーム、ミスが無くても明らかにJapanで活躍できないと悟ったチームは、例えばこういうのはどうでしょう。
「かなりリスキーだけど、通れば凄い技動画を載せて、一か八かやるからJapanに行かせて欲しい!というお願いをする。」
もしかしたら、物凄い面白いことをしてくれるのかも、そう思わせたら投票してくれそうな気がしませんか。
「凄い技を4つ開発して、1つを公開。これも相当凄いけど、これを超える技が更に3つも演技中に登場するぜー!」
ってなったら期待しちゃいます。
ドキュメンタリーを作って公開するのはどうでしょう。知り合いは応援したくなるのが世の常です。1人をピックアップしても良いですし、全員にスポットを当てるのも良いでしょう。
全く知らない人でも、情熱大陸見たら親近感沸くのは、その人についてより詳細な情報が得られたからだと思ってます。
情熱大陸に匹敵する必要はないですが、直接会ったことがない人でもなんか知っている人を応援したくなりますよね。1回の長編だと見てくれないと思ったら、3-5分くらいの映像を何回も流せば面白そうです。
色々な選挙活動に期待
1位になるとは、他の人と違うということです。他のチームとどう差別化するのか、オリジナリティを発揮するのは何もダブルダッチ演技だけではありません。
今後、敗者復活制度を良い意味で賑わしてくれるチームが出てきてくれることを期待します。