~おかもん放浪中~

縄の魔術師、おかもん!なわとび(単なわとび・ダブルダッチ・2in1など)の紹介の他、五ヶ国語制覇への道も!

個人的採点結果 WLDD2014(We Love Double Dutch 2014)

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本日8月19日よりおかもんのPodcast、その名も「おかもとらじお」が配信開始しました!

iPod, iPhoneを使っている方はPodcastで、Androidを使っている方はPodcastアプリを使用すると更新されたラジオがすぐに聴けます。是非ご登録下さい!

どちらも「おかもとらじお」で検索すると出てきますし、下のURLからでもいけます。

 

おかもとらじお (OKAMO-to-Radio)

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おかもとらじお (OKAMO-to-Radio)


 

8月17日にダブルダッチの大会、WLDD2014(We Love Double Dutch 2014)がありました。
その個人的採点結果を公開したいと思います!

今回は前方のとても良い席で見られたのですが、その分全体を見られない位置にいたとも言えます。

これを公開している目的は、大会で出た結果だけが全てじゃないんだよ、と思ってもらうことです。
今回特に強く感じましたが、採点方式によって結果は大きく変わります。ここは別の機会にまとめたいと思います。


目的・基準

大会とは違う審査基準を出すことで、考える参考にして欲しいです。

ミスは演技の質を大きく下げる、という考えでして、上手いのは分かるけどミスが多いチームより、下手だけどミスが少ないチームの方が良い演技だと思っています。

ミスがない演技は、例えどんな内容でも0点以上です。

 

採点方法

『マイナス』

マイナスはミスだけです。縄が絡まっても演技が中断していなければミスを取っていません。
マイナーミス(すぐに立て直したミス)が-0.25、メジャーミス(立て直しに時間がかかったミス)が-0.5で、各チームマイナーミス1つ分は減点していません。


例:
マイナーミス1、メジャーミス0 --> (1-1)x(-0.25)+0x(-0.5)=0 減点ゼロ
マイナーミス3、メジャーミス2 --> (3-1)x(-0.25)+2x(-0.5)=0 -1.5
マイナーミス0、メジャーミス3 --> (0-1)x(-0.25)+3x(-0.5)=0 -1.25

 

後から動画を見直してみると、-1.0あたりからミス多いなー、-1.5を下回るとミスミスミスー、って感じです。


『プラス』

縄技、ターナー・ジャンパーの動き、曲との同調具合などを総合的に判断して決定します。ある技が行われたから+○点、ということは一切なく、あくまでも全体としての演技の評価を基準にしています。
独自性、新規性を特に重視しています。

 

 

キッズ部門

キッズ部門は3チームを紹介したいと思います。

1. ブランチ +1.25

2. SHAKE +0.5

3. ぱるぱる +0.25

 

ブランチは人数の多さとダンスを生かしていました。オープン部門に出ていたチームを含めても、あれだけダンスがうまくはまっているチームはほとんどないでしょう。ベーシック回しを基本に置いて、下手に縄を外したりしないことでジャンパーや周りの動きに集中できたのではないでしょうか。また、要所で目新しい技を入れていたのでしっかりと縄で遊んでいる感じも出ていたと思います。キッズダントツ一位。

 

SHAKEはミスが少しありましたが、3人チームという難しい編成の中、3人という特徴をうまく生かし、かつ、ステージを縦横無尽に走り回っているのがとても良かったです。

 

ぱるぱるは、自分たちのレベルに合わせた演技構成でミスがほとんどなかったことが良かったです。縄をしっかりと回せていたので、安心してみていられました。

 

オープン部門

 

順番 チーム名 プラス マイナス 合計
 1  GEEK  0  -0.75  -0.75
 2  L-BOX      失格
 3  ZION  0  -3.25  -3.25
 4  Mash UP  1.0  -0.75  +0.25
 5  Aventador  0  -2.25  -2.25
 6  étoile  0  -1.0  -1.0
 7  Ant-lion  0  -1.5  -1.5
 8  JOKER  0  -0.5  -0.5
 9  ZEDD  0  -2.0  -2.0
 10  NESTA  0  -1.75  -1.75
 11  Vertice Deseo  0  -0.75  -0.75
 12  Trinity  0  -1.75  -1.75
 13  ユトリロポンティ  0  -1.25  -1.25
 14  Almighty  0  -6.25  -6.25
 15  Stray Dog  0  -2.0  -2.0
 16  Genia  0  -0.75  -0.75
 17  SEEKER  0.25  -0.75  -0.5
 18  D-spec  0.25  -1.5  -1.25
 19  steez  0.75  -0.75  0
 20  Silphy  0.75  -0.5  +0.25
 21  大和  0  -1.75  -1.75
 22  Pandemic  0  -3.0  -3.0
 23  Silvart  0  -2.75 -2.75 
 24  Frontier  0  -1.5  -1.5
 25  AURA  0  -1.0  -1.0
 26  SWAGGER  0  -0.5  -0.5
 27  Veuve  0  -3.0  -3.0
 28  CoRde  0  -0.25  -0.25
 29  Lassi  0  -4.25  -4.25
 30  RIZE  0  -0.5  -0.5
 31  union  0 -1.5   -1.5
 32  Gypsy  0  -0.75  -0.75
 33  DiG  0.25  -0.75  -0.5
 34  GUINNESS  0.75  0  +0.75
 35  TOY BOX  0  -3.0  -3.0
 36  Roook  0.25  -0.5  -0.25
 37  一縷  0  -2.0  -2.0
 38  Penalty jump  0  -1.5  -1.5
 39  LUMINOUS  0  -1.0  -1.0
 40  FENNEL&BLOOM  0  -3.25  -3.25
 41  盃  0  -0.75  -0.75
 42  Lemonde  0.25  -0.5  -0.25
 43  Limit  0.25  -1.0  -0.75
 44  Jack x Jack  0  -2.5  -2.5
 45  REBECCA  0  -1.0  -1.0
 46  zolba  0  -2.5  -2.5
 47  with Potencial  0  -0.5  -0.5
 48  L*L  0  -2.75  -2.75
 49  Ket・C  0.25  -0.5  -0.25
 50  da-Vinci  0  -1.0  -1.0
 51  GANGURRU  0  -1.0  -1.0
 52  tαpir  0  -2.0  -2.0
 53  Flava  0 -1.75   -1.75
 54  GRENEADE  0  -5.25  -5.25
 55  GAIA  0  -1.5  -1.5
 56  FUMBLE  0  -3.0  -3.0
 57  DOMINO  0  -2.0  -2.0
 58  Zeep  0.25  -0.25  0
 59  SIXENSE  0  -1.0  -1.0
 60  la'plus  ?  ?  ?
 61  ゆずベリー  1.25  -0.25  +1.0
 62  マキシマム the BASE  0.5  0  +0.5
 63  Altavista  0.5  -0.25  +0.25
 64  Lotus Loots  0  -3.0  -3.0
 65  CORONA  0  -1.25  -1.25

 

+1 ゆずベリー

+0.75 GUINESS

+0.5 マキシマム the BASE

+0.25 Mash UP、Silphy、Altavista

0 steez、Zeep

 

という結果になりました(ゆずベリー、Silphy、steezは知り合い補正がかかって点数が少し高い気もします)。

今回話題にしたいのは、ゆずベリーとMash UPです。Mash UPはデライトに出場するのであまり詳しく書けませんが、どちらのチームも(特にMash UP)ダブルダッチとしてのレベルは他のチームに及んでいません。ただ、パフォーマンスが観客を盛り上げるものだとしたら、間違いなくこの2チームはWLDDで最高レベルのパフォーマンスをしていました。

そして、それが採点結果に反映されていないのは採点システムの問題ではないかと思う訳です。この話は長くなるのでまた後日。

 

審査員講評でもありましたが、今回の大会は例年と比べてミスが多くて見所が少なかったことが残念です。

 

今回改めて感じたのは、曲の大事さです。1つには、演技内容関係ないんじゃないかと思うくらい、曲が好きなだけでその演技の評価が上がるということ。個人的にAltavistaの曲大好きです。

もう1つには、曲・技・(全員の)動き・表情、に統一性がないとナニコレ?ってなることです。格好良い暗めの曲で笑顔の人がいたり、明るい楽しい曲で鬼の形相でアピールをしたり、、、、、

 

演技を作る前、作っている時、作り終わってから、いつでも自分たちがどういう感じの演技で何を目標にやっているのかを確認した方が良いですよね。

練習することが演技を良くする方法ではありません。週に4回も5回も練習しているチームも多いと思います。是非、週に1度くらい、30分で良いので話をしてみることをおススメします。