プロダブルダッチチーム J-TRAP. のパフォーマンス・なわとび教室を見てきた時のメモ
日本で最も昔からプロ活動をしているJ-TRAP.というチームのパフォーマンス、それに合わせて行われたなわとび教室を見てきました。
J-TRAP. OFFICIAL HP | プロダブルダッチチームJ-TRAP.
今回は、Facebookなどで告知をしていなかったようで、なわとび関係者は私1人だったと思います。
ちなみに、私は知り合いから「こんな広告見たよー」と連絡してもらったので知ることができました。教えて頂きありがとうございます。
その時に思ったことがいくつかあったのでメモとして残しておきましょう。
ちなみに、行われたのは30分のショーと30分のなわとび講座(子供対象)でした。1日2回行われたうちの、1回目に行きました。
30分を1つのショーとしていて、縄を触らない時間の人の動きやMCに決まった型があった
「次どうしよう?汗汗」という感じがなく、安心して見ていられました。
ショーの構成やMCの感じが、Fat Man Crewと似ているなーという感じ
主に関西で活躍中のFat Man Crewはダブルダッチ、J-TRAP.はダブルダッチに加えて単なわとび、2in1、トラベラー、チャイニーズホイールなどをやっているという違いはあります。
技術的な違いはあれど、構成が似ているなーという気がしました。詳しく解析してないのでどのあたりが似ているのか頭の中でも曖昧ですが。
どちらのチームも、お客さんを巻き込みながら演者と客の壁をできるだけ薄くして壊していこう意思が感じられました。このあたりは、大道芸とかを見ていても思いますよね。
凄い技・レベルの高い技をどれだけ多くやるか、じゃなくて、どうすればお客さんの満足度を高くできるか、というポイントが大切だなと改めて感じた次第です。
2in1とかトラベラーとか、ゆっくりなリズムでも見ていて飽きない
2in1とかトラベラーとか、改めて自分以外の人がやっている演技を見ると、凄い見た目良いしきれいだなーと思います。
2in1なら交互に跳ぶ、トラベラーなら前とびを跳ばせる、これだけでもなんか良い感じなんですよね。
ゆっくりやっているし、更にビーズロープ使っているので縄の軌道が見えやすい。
早いリズム(2倍速など)でやるより美しいかもしれませんね。余裕感と見やすさの問題。
講習はフリーズではなく、2重とび
一番衝撃だったのがこれ。子供たちの講習で、しかも30分というような短時間の場合には、フリーズ系(決めポーズなどの止める技)を教えることが私は多いです。
なぜフリーズ系かというと、
- ほとんどの子がやったことがない
- 技術的に難しくない
- できるようになった子が、できない子に教えやすい
- 見た目が良い
- 複数の技を覚えられる
という感じでしょうか。
反対に、跳ぶ系のものは、人によってレベルも違えば跳び方も違い、1つのアドバイスでできるようになりにくいです。学年もバラバラなことが多いですしね。
前とびができない、2重とびができない、はやぶさができない、
または、1回しかできない。
こういった声に対応するには、1人1人にアドバイスする必要があります。そうするとマンパワーが足りなくなりがちなので、敬遠したいと思うことがよくあります。
前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、30分のなわとび講習会でJ-TRAP.が前とび・交差とび・2重とびといった、跳ぶ系を教えているのを見て、衝撃を受けたわけです。
子供でなわとびに引っかかる理由で多いのは、
- 縄が絡まってしまう
- 縄が長すぎてしっかり回せていない
と思いますが、J-TRAP.は、パフォーマンスが始まる前、講習会の前、の2回に渡り、子供たちの縄をチェックして、必要に応じて調整していました。
事前準備をしっかりとしたら、短時間の場合でも跳ぶ系を教えるのもありかもしれない、と思えたのは収穫でした。
とは言ってもまだまだきれいに画を思い浮かべられないので、実現までは長そうですが。。。
結論
TPO(時、場所、状況)を考えて、跳ぶ系を教えることを検討する
メモのつもりが結構書いてしまいました。色々なチームのパフォーマンスを見ると勉強になるので、これからも時間があるときには積極的に行きたいですね。