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~おかもん放浪中~

縄の魔術師、おかもん!なわとび(単なわとび・ダブルダッチ・2in1など)の紹介の他、五ヶ国語制覇への道も!

5ヶ国語を勉強して分かった6つの事

日本語、英語、ドイツ語、フランス語、そしてスペイン語。

言語が似ていて、多言語習得者が多いヨーロッパでも5つはなかなかレアだそうです。

 

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まず始めに、私の5つの言語それぞれの習得レベルには大きな差がありますのでご紹介しておきます。

  • 日本語:完璧。
  • 英語:1対1では困らない。ネイティブが絡むorグループだと分からなくなることもよくある。TOEIC915、TOEFL iBT88。
  • ドイツ語:大学の第2外国語として2コマ(1年)+ドイツ8か月インターンシップ。ドイツでは英語を主に使っていたため、当時でもペラペラには程遠かった。A2*(注1)くらい。
  • フランス語:フランス1年(4カ月語学学校+8か月フランス語でインターンシップ)のみ。語彙は全然足りないが、かなり流暢に話せるレベル。DELF B2*(注1)合格。
  • スペイン語:大学4年の時1コマ受講(1年)。2か月SKYPEを使ってインターネット学習(SPANISIMOを1カ月終えての所感など - ~おかもん放浪中~)+グアテマラで勉強中。合計2か月半中米に滞在予定で、DELE B1*(注1)合格くらいのレベルにはなっている予定。

*(注1) GERに基づく言語レベルの国際規格。A1のビギナーから始まって、A2、B1、B2(日常生活に問題ないレベル)、C1、C2(ネイティブでも取得困難)とレベル分けされている。  参考: DELF・DALFとは?

 

ということで、「制覇」をどこに持っていくのか難しいところですが、今の英語のレベルにまで達したら十分ということにしても5ヶ国語制覇への道のりはまだまだ長そうです。

ただ、だからこそ色々な事が分かりました。

 

目次
1. 英語が圧倒的に次の言語を助ける
2. ラテン系の言葉同士は文法も近いのでやりやすい
3. 似た言語は学習の助けになる半面、次の言語に汚染される
4. イタリア語、ポルトガル語はゼロから始めても1,2カ月でかなり話せるようになれる
5. ある程度のレベルまで達して(定着して)おかないとかなり忘れてしまう
6. 語学学習は現地でやるに限る

 

1. 英語が圧倒的に次の言語を助ける

 ヨーロッパ言語はそれぞれがかなり似ているために、1つの言語がある程度できると他の言語学習をかなり助けます。

よく言われる事は、ゲルマン・ラテン系*(注2)同士の言語は比較的似ているということです。

*(注2) ゲルマン系言語:英語、ドイツ語

ラテン系言語:フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語

 そして、英語はみんなゲルマン系言語に入れたがりますが、ラテン系の言葉からもかなりの言葉が入っているのです。だから、ラテン系の言葉を学習する際にも英語の知識はかなり生かせます。英語でよく使われる表現をそのまま訳しただけでその言語でよく使われる表現になる、ということはよくあります。

例:

a point of view (英語) --> un punto de vista (スペイン語) --> un point de vue (フランス語)

a=un=un, point=punto=point, of=de=de, view=vista=vue

 

2. ラテン系の言葉同士は文法も近いのでやりやすい

ゲルマン系の言語である英語とドイツ語は、文構造が結構違います。英語は

I should go to school.

のように、動詞(should go)はひと塊りで扱いますが、ドイツ語では

Ich sollte zur Schule gehen.

のように、1つ目の動詞(solte)と2つ目以降の動詞(gehen)が分かれます。他にも冠詞の活用などあって、ドイツ語の学習は結構しんどかったです。

 

一方、ラテン系の言葉は半過去・接続法の概念や使い方が非常によく似ており、形容詞の後置修飾(前置修飾の例外)なども同様です。動詞の活用はいつまでたっても面倒な事ですが、1つの言語で概念をしっかりと学習しておけば、次の言語では動詞の活用を覚えるだけで済むために負担が少ないです(概念+活用→活用だけ)。

 

3. 似た言語は学習の助けになる半面、次の言語に汚染される

フランス語とスペイン語は似ているのでスペイン語学習はかなりやりやすいです。スペイン語の現在形と過去形を日本で少し学んでグアテマラに到着して、4週間が経ちました。抜けはいっぱいあるにしろ、この4週間で基礎文法事項は一通り学習できました(接続法過去まで)。この早さはまぎれもなくフランス語のおかげです。

 

ただし、似ているがゆえに様々な混乱が生じていまして、これを「汚染」と呼んでいます。例えば、グアテマラでスペイン語を学習している今、フランス語を2か月前と同じレベルで話せるかと聞かれると疑問です。

多言語を操る人は、ある特定の言語を話す時に、1,2週間その言語にどっぷり浸かってその言語を思い出す、と聞いたことがあります。自分の実感としても、フランス語のカンを取り戻すためには、スペイン語を一切断ち切ってフランス語にある程度の時間浸る必要があると感じます。

 

4. イタリア語、ポルトガル語はゼロから始めても1,2カ月でかなり話せるようになれる

今の自分のバックグラウンドがあってこそですが、フランス語とスペイン語を知っている今、同じラテン系であるイタリア語とポルトガル語はかなり楽に話せるようになれます。

ちょっとした冗談を交えた1対1の会話や、旅先でホテルやツアーの予約なども問題なく行えるレベルまでは、1,2か月あれば十分な気がします(勿論全然十分なレベルではないですが)。

つまり、何が言いたいかというと、ヨーロッパ系のいくつもの言語を話せる人はせこいんです。我々が(少なくとも5年前の私が)考えているより、よっぽど簡単に話せるようになれるんですね。

 

全く繋がりのない言語を3つ以上使える人は個人的にとても尊敬します。

 

5. ある程度のレベルまで達して(定着して)おかないとかなり忘れてしまう

個人的な感覚では、「GERレベルでB2くらいになり、かつ、1,2年以上現地で使っている状態にある言語」と「そうでない言語」とで、忘れ方に差がある気がします。

B2とは、このようなレベルです。

使用者はさらに自立の度合いを増し、自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。   DELF B2

つまり前者は、ある程度話せるレベルで毎日使用することによって、良く使うフレーズなどが無意識で出てくる状態です。

例えば、英語での How are you? のように、特に一つ一つの単語に気をつけずとも話せるフレーズがある程度あると、年数が経ってもレベルの低下が緩やかだと思うのです。

私の例で言うと、ドイツ語は到達したレベルが低すぎて、今ではほとんど使えません(ただし、聞いて意味が分かったり、旅行して書いてある事が分かることはかなりある)。フランス語はギリギリこのラインに乗っているかどうか程度でしょうか。英語はあまり問題ないかと。

 

6. 語学学習は現地でやるに限る

面倒な活用や星の数ほどある単語。どう考えても使える・使わないといけない環境にいた方が圧倒的に伸びます。英語ならフィリピン、フランス語ならモロッコ、スペイン語なら中米など、比較的お金をかけずに勉強できる場所がある言語もあるので、是非時間を作って現地で学習しましょう!

 

最後に

ドイツに行ってドイツ語を勉強し始めたのが5年前の2009年。5年で3つも違う言語をやるという、言葉だけ捉えたら不可能に思えることも意外とできるものです。難しく考えることなく、興味がある言語に突撃してみましょー!

次回エントリーでは、今まで経験した言語の特徴と、それを踏まえて今おススメの言語を選びたいと思います!こうご期待b

 

P.S. 今年度の後期は、ついにヨーロッパ言語を超えて違う言語に挑戦する可能性も!続報をお待ち下さい。