~おかもん放浪中~

縄の魔術師、おかもん!なわとび(単なわとび・ダブルダッチ・2in1など)の紹介の他、五ヶ国語制覇への道も!

おかもん賞2019 - りゅうたろう(北海道ダブルダッチ協会会長)

Recognition

私の会社は、定期的にRecognition(認識、認めること)というものをやります。これは、成果を出した人を文字通り「認める」ことで、みんなが集まるときに発表されます。

Recognition自体は基本的にお金とは無関係で、みんなに周知する、というものです(勿論、成果を出した人はその分良い評価をもらって給料のアップに繋がるのでしょうが)。

自分がやったことを認めてもらうと、それだけで嬉しいですよね。パフォーマンスの再生回数が多いとか、コメントいっぱい貰えるとか。

 

この考え方はWorld Jump Ropeと似ています。かなりカテゴリーを細かく分けることで、沢山の人に良い順位を与える、というものです。良い順位がもらえるとやる気アップしますよね。

World Jump Rope [楽しもう!なわとび ~Let's Enjoy Skipping!~]

 

おかもん賞

ということで、その年になわとび界で活躍し、今後の活躍が期待される人に与えられる『おかもん賞』を2017年に創設しました。賞を貰ったから金銭的に、物質的に何かあるわけではありませんが、その人とその周りの人が精神的に少しでも満たされてもらえれば良いなと思っています(Recognitionの考え方)。

 

去年までの受賞記事はこちら↓

okamon-u.hateblo.jp 

 第3回目の今年、おかもん賞2019、に輝いたのは

 

 

 

りゅうたろう from 北海道ダブルダッチ協会、スクランブルガレージ、North Ropes、、、など!

 

受賞理由

www.dd-freely.com

www.hokkaido-dda.com

 

理由として上に書くのをどれに絞るか悩みました!

ダブルダッチ・なわとび業界では知らない人はいない、りゅうたろうですが、近年改めて凄さが身に染みてわかってきました。

まず、ほとんど近代なわとびが浸透していなかった時代から今に至るまで根気よくダブルダッチ普及に心血を注いできた姿に脱帽です。

大学時代のダブルダッチサークル、社会人になり北海道ダブルダッチ協会、North Ropes、さっぽろーぷす、スクランブルガレージ、など、多くの団体やチームを作りました(多分これ以外にも沢山)。

団体とかチームとか作るのって本当に大変ですよね。特に初期はメンバー間の意見の相違、やる気の違いなど、本来やりたいことに集中できないことが多発。。。りゅうたろうに会う機会は年に数回ありますが、これらの大変さを聞くことは結構あります。

せっかく軌道に乗ってきたのにメンバーが引っ越しで。。。(涙)とかとか。

これを何度も繰り返しながら、しかし少しずつシーンを大きくしていったことは凄いです。

 

また、特筆すべきことは北海道ダブルダッチ界の「独自性」です。

親子でダブルダッチを楽しむ、とは言っても、大会に出場するまで頑張る親子が何組もいる地域は北海道以外にはないでしょう。親子ならではの息の合ったパフォーマンスは必見です。

ぽてと杯に出場するチームで、子供たち(というか選手)メイン作り上げたパフォーマンスも多いと聞いています。パフォーマンスって作るの難しいですし、最初に作ったものがいい演技にならないことも多いじゃないですか。でも、目先の結果を求めず、自分(達)を表現するパフォーマンスを作ってほしい、作る楽しみを知ってほしいというりゅうたろうの願いは、4回目となった今年のぽてと杯の演技に現実のものとして表れていたと思います。

ぽてと杯の演技、音楽・衣装・小道具で四季を表現したり、決めポーズを全力でやったり、家族愛が垣間見えたり、本当に色々あって面白いです。

 

りゅうたろうについてもう1つ挙げるとすると、freelyという、北海道で行っていた15歳以下のステップパフォーマンス・バトルイベントが全国に広がった2019年だったということです。全国大会に向けて各地で予選がありました。

全国大会は多くの地域の指導者で一緒になって作り上げたということですが、大本のイベントを考え、立ち上げたりゅうたろうにおめでとう!と言いたいです!

 

北海道ではダブルダッチに加え、単なわとび等のなわとびにも数年前から力を入れ始めています。2020年以降、北海道でのダブルダッチ・なわとび全体の発展を祈願して、「おかもん賞2019」をりゅうたろうに授与したいと思います!

 

P.S.

先日、りゅうたろうに受賞のお知らせをした時に相談し、副賞として、おかもん北海道出張 on 3/14,15が決定しました!これは果たして副賞なのか!と思わなくもないですが、ぽてと杯の際に行ったなわとびワークショップ受講者の成長をぜひ見せて頂き、更なる進化に繋げてもらえればと思います。